1985-05-23 第102回国会 参議院 内閣委員会 第12号
同センター退所後につきましては、各世帯に引揚者生活指導員というものを派遣いたしまして、生活指導に当たっているところでございます。
同センター退所後につきましては、各世帯に引揚者生活指導員というものを派遣いたしまして、生活指導に当たっているところでございます。
これには、例えば職業訓練校で受講する場合、これは受講者と訓練校側との意思の疎通を図るというようなことから、引揚者生活指導員というものを派遣して就労ができるような措置をとっているところでございます。
また、センター退所後におきましては、孤児世帯に対しまして引揚者生活指導員を派遣するほか、関係省庁等におきましても、公営住宅への優先入居の措置であるとか、あるいは日本語習得のための話学教材の支給、あるいは引揚子女教育の研究協力校の指定ですか、それから就職あっせん、中国引揚者を雇い入れる事業主に対する賃金の補助等、各種の定着対策を一応考えております。
そういう意味合いで社会生活、日本におきます生活になるべく早く適応してもらいたいという意味合いで、引揚者生活指導員、これは引き揚げてこられた方々のOBでございまして、引き揚げ後の経験を積んでおられる方々を選びまして、そういった方々に生活指導員になってもらいまして、月に四回、当初の一年間そういった引き揚げ者の家庭を訪問していろいろ生活指導あるいは言葉の問題、就労指導をやってもらうというようなことをいたしております
あとは親族、知人があっせんしたもの五二・八%、地方自治体及び引揚者生活指導員があっせんしたもの一五・八%、こういう実態なんですね。しかも、一体どこへ就業しているかということを調べますと、そのうち五二・一%がいわゆる単純作業者なんです、これね。私は何といいますか、中国からの引き揚げ者、旧満州地域に非常に多いわけです。いわゆるそれは農村社会でございます。
○河野(義)政府委員 まず、定着地におきます援護につきましては、今年度からでございますが、引揚者生活指導員によりまして生活指導とか、日本語の習得あるいは就労のあっせん、あるいは福祉制度の活用への助言指導、そういったことをマン・ツー・マンでやっていただくわけでございます。
○河野(義)政府委員 引揚者生活指導員が個別のケースについて生活指導あるいは習慣あるいは言葉、それから就職、そういった指導をしておるわけでございますが、これは先ほど申しました中国からの引き揚げ者全体を対象にして、そういう仕事をやっていただいておるわけでございます。
○河野(義)政府委員 引揚者生活指導員につきましては、それぞれ帰国された世帯につくわけでございますが、現在六十四世帯につけております。指導員の数は四十四名でございます。
○河野(義)政府委員 この引揚者生活指導員の制度は五十二年度から取り入れまして七月から実施しておるわけでございます。今後、帰国される世帯、方につきましては引揚者生活指導員をつけて、いろんな生活の面にわたる指導、援助をしていく、こういうふうに考えております。
また、遺骨収集、戦跡慰霊巡拝の実施、さらに沖繩に戦没者墓苑を建設する経費のほか、引揚者生活指導員を新設して中国等からの引揚者に対する援護措置の拡充を行うこととし、戦傷病者戦没者遺族及び留守家族等の援護費として合計九百三十三億五千五百万円余を計上しておりますが、これは前年度に比し百十九億七千三百万円余の増額であります。 第六は、環境衛生施設整備費であります。